セキュリティ・ソフトを買う前に
テレビでセキュリティ・ソフトのCMが流れていますよね。最近はあまり聞きませんが、Winnyによる情報漏洩が毎日のようにニュースで報道されていた時期もありました。しかし!セキュリティ・ソフトを買う前に、まずは最低限やっておくべきことがありますので、今日はそのご説明をしますね(いずれもウィンドウズに限った話です)。
意外とこれをされていないケースが多い。「スタート」メニューから「Windows Update」を選ぶだけです。ウィルスや攻撃とWindowsの攻防は日々繰り広げられており、Windows自体が、最新の脅威に対応すべくアップデート(改良)されるのですね。これをやらずに放っておくと、付けねらわれる原因になります。コントロールパネルの「セキュリティセンター」を開き、「自動更新」を「有効」にしておくと、いちいち手動で実行しなくてもいいのでよろしいかと思います。更新されるタイミングはそれほど多くはないかもしれませんが、時にセキュリティ上重要な更新が行われる場合がありますので、注意しておいた方がいいです。
これも、私の見た限りでは、やっておられる方がまだまだ少ないです。これは設定画面が分かりづらすぎるというマイクロソフト側の問題でもあるんですが、「スタート」→「コントロール・パネル」→「フォルダ・オプション」の画面に、「表示」というタブがあると思います。その中に「登録されている拡張子は表示しない」という項目がありますので、そのチェックをはずします。

なぜ表示する必要があるかというと、拡張子が「.exe」のファイルを簡単にダブルクリックしてしまうのがとても危険だからです。ウィニーのウィルスもそうだったのですが、被害者はどこかの段階で、この「よく分からないファイルをダブルクリックで実行する」をやってしまっていて、それが「.exe」拡張子を持つウィルス・ファイルだったのです。ですから、変なファイルを走らせてしまわないためにも、拡張子を常に表示しておくのは必要なことなんですね。
ただし、凝ったやり方で拡張子を偽装している場合も多々ありますので、以下の記事の最後を参考にして、用心してください。
3分LifeHacking:5分で最低限のセキュリティを確保する - ITmedia Biz.ID
もちろん、他にも対策はあると思うのですが、最低限これくらいはやっておいた方がいいと思う2点を挙げてみました。
セキュリティというと、とかく対策ソフトを導入しておしまい、という風潮に陥りがちだと思うんですが、「知らない」ということが最大のウィーク・ポイント(弱点)だと私は考えています。ウィニーのウィルスにしても、被害者は確実に、「自分のルータをいじってポートを開く」という作業を行っていたはずです。猫を飼っておられる方の中にはドアの下に猫用の小さな扉を開けておられる方がいらっしゃると思いますが、あれと同じような事をやっていた訳ですね。そうした状態でいくらウィルスソフトを入れても、意味はないと思うんです。雑誌の記事を見ながら見よう見まねでやっただけで、自分が何をしているか分かっていなかったという点がいちばん問題なのだと思います。「ウィニーを使うから悪いんだ」で終わってしまっては、必要な知識が身に付きません。
そういう意味では、大げさに危険性だけを煽って、何が起こったのかを詳しく述べないメディアやメーカーの姿勢も問題があると見ています。ネットと今後もつきあっていかなければいけない以上、常に学んで知識を身につけていく必要があるでしょうね。人任せの代償は高くつくのだと思います。このブログでも、万全ではないですができるだけ詳しくお伝えしていこうと思っています。
Windows Update(ウィンドウズ・アップデート)を実行する
意外とこれをされていないケースが多い。「スタート」メニューから「Windows Update」を選ぶだけです。ウィルスや攻撃とWindowsの攻防は日々繰り広げられており、Windows自体が、最新の脅威に対応すべくアップデート(改良)されるのですね。これをやらずに放っておくと、付けねらわれる原因になります。コントロールパネルの「セキュリティセンター」を開き、「自動更新」を「有効」にしておくと、いちいち手動で実行しなくてもいいのでよろしいかと思います。更新されるタイミングはそれほど多くはないかもしれませんが、時にセキュリティ上重要な更新が行われる場合がありますので、注意しておいた方がいいです。
ファイルの拡張子を「表示」にする
これも、私の見た限りでは、やっておられる方がまだまだ少ないです。これは設定画面が分かりづらすぎるというマイクロソフト側の問題でもあるんですが、「スタート」→「コントロール・パネル」→「フォルダ・オプション」の画面に、「表示」というタブがあると思います。その中に「登録されている拡張子は表示しない」という項目がありますので、そのチェックをはずします。

なぜ表示する必要があるかというと、拡張子が「.exe」のファイルを簡単にダブルクリックしてしまうのがとても危険だからです。ウィニーのウィルスもそうだったのですが、被害者はどこかの段階で、この「よく分からないファイルをダブルクリックで実行する」をやってしまっていて、それが「.exe」拡張子を持つウィルス・ファイルだったのです。ですから、変なファイルを走らせてしまわないためにも、拡張子を常に表示しておくのは必要なことなんですね。
ただし、凝ったやり方で拡張子を偽装している場合も多々ありますので、以下の記事の最後を参考にして、用心してください。
3分LifeHacking:5分で最低限のセキュリティを確保する - ITmedia Biz.ID
もちろん、他にも対策はあると思うのですが、最低限これくらいはやっておいた方がいいと思う2点を挙げてみました。
セキュリティというと、とかく対策ソフトを導入しておしまい、という風潮に陥りがちだと思うんですが、「知らない」ということが最大のウィーク・ポイント(弱点)だと私は考えています。ウィニーのウィルスにしても、被害者は確実に、「自分のルータをいじってポートを開く」という作業を行っていたはずです。猫を飼っておられる方の中にはドアの下に猫用の小さな扉を開けておられる方がいらっしゃると思いますが、あれと同じような事をやっていた訳ですね。そうした状態でいくらウィルスソフトを入れても、意味はないと思うんです。雑誌の記事を見ながら見よう見まねでやっただけで、自分が何をしているか分かっていなかったという点がいちばん問題なのだと思います。「ウィニーを使うから悪いんだ」で終わってしまっては、必要な知識が身に付きません。
そういう意味では、大げさに危険性だけを煽って、何が起こったのかを詳しく述べないメディアやメーカーの姿勢も問題があると見ています。ネットと今後もつきあっていかなければいけない以上、常に学んで知識を身につけていく必要があるでしょうね。人任せの代償は高くつくのだと思います。このブログでも、万全ではないですができるだけ詳しくお伝えしていこうと思っています。
Macについて
プログラマーを引き付けるMac OS Xの魅力 ? @IT
個人的な話になりますが、筆者は15年くらいMacに触れていますし、コンピュータ自体を「面白いな」と思えた最初の体験がMacintoshでしたから、Macにはかなり思い入れがあります。まあ、性格的にちょっとだらしない女性にどうしても惹かれてしまう男性心理みたいな変な感情もありますが、使っていてほんのりと感じる親しみやすさは、Mac独特のものがあるように思います。それはiPhoneを使っている時にも感じる感触ですね。
さて、MacOS X(マック・オーエス・テン)というオペレーティング・システム(基本ソフト)になる2000年より前のApple社は、古いMacOS(1984年リリース)をずっと引きずっていました。このシステム自体はよく考えられており、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)のシステムを採用して初めて成功したパーソナル・コンピュータと呼べる製品でしたが、なにせ不安定なのが玉に瑕で、しょっちゅうシステムが止まってしまい、それまで作ったデータがパーになるという悲劇があちこちで起こっていました。
遊びでやる分にはいいですが、90年代には、すでに音楽制作、印刷、画像処理、デザイン等仕事で本格的にMacを使ってらっしゃる方が大勢いましたから、システムの不安定さは、それらユーザの多大なストレス要素となっていたのでした。実際、筆者もシステムが致命的なエラーを起こした際に表示される「爆弾アイコン」を、何度も目にしたことがあります。
一時は社内政治的な理由によって、自分が作った会社から追い出されていたスティーヴ・ジョブズがApple社に復帰して、CEOに返り咲いたのが2000年、そして「不安定さ」という要素を払拭したUNIX由来のOS「MacOSX」を発表した2001年あたりが、Apple社の転換期だったのではないでしょうか。それまで凡庸な製品しか生み出せず、新OS開発プロジェクトも混乱の末、頓挫してしまっていたアップルにとって、カリスマ的で美的要求レベルの高いジョブズの意向が入ることは、いい方向の刺激になったのだと思います。
その後、ハードウェア製品としても、カラフルなiMac、大量の音楽を持ち歩けるiPod、そして画期的なスマートフォンiPhoneと、次々とイノベーティヴな製品を生み出し、またソフトウェア的にもOSXの進化でユーザにアピールすることに成功してきました。00年代のAppleは、90年代とは明らかに違ってきており、実際株価もあがってきています。90年代はいつつぶれるか、いつ買収されるかという話ばかりささやかれていたものです。
冒頭の記事ではプログラマの間でMacが浸透してきていることが指摘されていますが、それ以外のユーザにとっても、記事であげられている要素は魅力的に映ると思います。
CPU供給業者をIntelに変更したことによって、Windows自体をそのままMacで走らせることができて速度も速いですから、乗り換えの心理的障壁が低いことも有利ではないでしょうか。
Mac の仮想化ソフトにはVMware Fusion を。 - Mac で Windows を動かす - VMware Fusion 2 - act2.com
他には、上記記事でもあげられているように、工業製品としてよくデザインされており、使っていて心地よいという点が魅力だと思います。「ちょっとしたことのように見えるけど、重要なこと」をきちんとポイントとして押さえている感じで、これは使い込むほどに感じられることではないでしょうか。Windowsではちょっと体験できない感覚というのは、確実にあります。あと、iPodやiPhoneを使うにも(もともとMac用に作られているだけに)相性がいいですよね。
ただ、個人的な経験から言うと、安定性という点で若干不安があるのも否めないところではないかと。仕事柄、PhotoshopやIllustrator、InDesignというAdobe社の製品を、MacとWindows両方の環境で使うことが多いのですが、特にアドビ製品(とりわけIllustrator、InDesign)では「やっぱり落ちる時は落ちるじゃん」というのが正直な感想だったりします(Photoshopは落ちたことがないので、ソフトによって違いはあるでしょう)。その点、Windows(正確にはWindowsNT系)というのはよくできているOSで、めったなことではクラッシュしません。地味だけど信頼できる職人気質、という感じでしょうか。
もちろん、ソフトの安定性は環境の差や印象がありますので、一概には言えません。よしんば弱点があるにせよ、Macが魅力的なパーソナル・コンピュータであることには変わりないと思います。企業ユーザにひと通りWindowsが行き渡った後、これといったOSの進化を遂げられずにいるMicrosoftと対照的に、Mac(とApple)は今後も魅力的な製品を生み出していくことでしょう。個人的にも、近々Macのノートを購入したいと考えています。
個人的な話になりますが、筆者は15年くらいMacに触れていますし、コンピュータ自体を「面白いな」と思えた最初の体験がMacintoshでしたから、Macにはかなり思い入れがあります。まあ、性格的にちょっとだらしない女性にどうしても惹かれてしまう男性心理みたいな変な感情もありますが、使っていてほんのりと感じる親しみやすさは、Mac独特のものがあるように思います。それはiPhoneを使っている時にも感じる感触ですね。
さて、MacOS X(マック・オーエス・テン)というオペレーティング・システム(基本ソフト)になる2000年より前のApple社は、古いMacOS(1984年リリース)をずっと引きずっていました。このシステム自体はよく考えられており、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)のシステムを採用して初めて成功したパーソナル・コンピュータと呼べる製品でしたが、なにせ不安定なのが玉に瑕で、しょっちゅうシステムが止まってしまい、それまで作ったデータがパーになるという悲劇があちこちで起こっていました。
遊びでやる分にはいいですが、90年代には、すでに音楽制作、印刷、画像処理、デザイン等仕事で本格的にMacを使ってらっしゃる方が大勢いましたから、システムの不安定さは、それらユーザの多大なストレス要素となっていたのでした。実際、筆者もシステムが致命的なエラーを起こした際に表示される「爆弾アイコン」を、何度も目にしたことがあります。
一時は社内政治的な理由によって、自分が作った会社から追い出されていたスティーヴ・ジョブズがApple社に復帰して、CEOに返り咲いたのが2000年、そして「不安定さ」という要素を払拭したUNIX由来のOS「MacOSX」を発表した2001年あたりが、Apple社の転換期だったのではないでしょうか。それまで凡庸な製品しか生み出せず、新OS開発プロジェクトも混乱の末、頓挫してしまっていたアップルにとって、カリスマ的で美的要求レベルの高いジョブズの意向が入ることは、いい方向の刺激になったのだと思います。
その後、ハードウェア製品としても、カラフルなiMac、大量の音楽を持ち歩けるiPod、そして画期的なスマートフォンiPhoneと、次々とイノベーティヴな製品を生み出し、またソフトウェア的にもOSXの進化でユーザにアピールすることに成功してきました。00年代のAppleは、90年代とは明らかに違ってきており、実際株価もあがってきています。90年代はいつつぶれるか、いつ買収されるかという話ばかりささやかれていたものです。
冒頭の記事ではプログラマの間でMacが浸透してきていることが指摘されていますが、それ以外のユーザにとっても、記事であげられている要素は魅力的に映ると思います。
CPU供給業者をIntelに変更したことによって、Windows自体をそのままMacで走らせることができて速度も速いですから、乗り換えの心理的障壁が低いことも有利ではないでしょうか。
Mac の仮想化ソフトにはVMware Fusion を。 - Mac で Windows を動かす - VMware Fusion 2 - act2.com
他には、上記記事でもあげられているように、工業製品としてよくデザインされており、使っていて心地よいという点が魅力だと思います。「ちょっとしたことのように見えるけど、重要なこと」をきちんとポイントとして押さえている感じで、これは使い込むほどに感じられることではないでしょうか。Windowsではちょっと体験できない感覚というのは、確実にあります。あと、iPodやiPhoneを使うにも(もともとMac用に作られているだけに)相性がいいですよね。
ただ、個人的な経験から言うと、安定性という点で若干不安があるのも否めないところではないかと。仕事柄、PhotoshopやIllustrator、InDesignというAdobe社の製品を、MacとWindows両方の環境で使うことが多いのですが、特にアドビ製品(とりわけIllustrator、InDesign)では「やっぱり落ちる時は落ちるじゃん」というのが正直な感想だったりします(Photoshopは落ちたことがないので、ソフトによって違いはあるでしょう)。その点、Windows(正確にはWindowsNT系)というのはよくできているOSで、めったなことではクラッシュしません。地味だけど信頼できる職人気質、という感じでしょうか。
もちろん、ソフトの安定性は環境の差や印象がありますので、一概には言えません。よしんば弱点があるにせよ、Macが魅力的なパーソナル・コンピュータであることには変わりないと思います。企業ユーザにひと通りWindowsが行き渡った後、これといったOSの進化を遂げられずにいるMicrosoftと対照的に、Mac(とApple)は今後も魅力的な製品を生み出していくことでしょう。個人的にも、近々Macのノートを購入したいと考えています。
Wikiについて
ウィキ - Wikipedia
これはWikipediaの中にある「ウィキ」の説明文です。ちょっとややこしいですね。ウィキペディアのことを略して「ウィキ」と呼ぶことが多いようですが、本来Wikiとは「共同編集システム」のことを指して言うので、区別して考えた方がいいでしょう。同じWikiでも派生した種類が山のようにあります。上記ページでも「TiddlyWiki系統」「YukiWiki系統」「独自系統」と分類分けされていますね。ちなみにWikipediaが使っているのは「MediaWiki」というシステムです。当然のように、Wiki全部が前回説明した「オープンソース」で公開されています。
簡単なテキスト入力のみでリンクをはったり表記を変えたりできるため、ネットの世界ではウィキを利用したシステムが多いようです。例えば、ブログサービスでは「はてなダイアリー」や「Yahoo!ブログ」なんかでも、Wiki記法という形でウィキを組み込んでいます。ただ、こういうサービスはそれぞれ記法が微妙に異なっていて、利用者としてはややこしいです。できれば統一してほしいところなんですが…。
ウィキで特徴的なのは、なんと言っても「誰でも編集できる」という点でしょう。Wikipediaも最初は専門家だけが書き込めるようにして、信頼性を高めようとしていたそうです(Nupediaヌーペディアというのがそれ)。しかしヌーペディアはほとんど執筆者が活動せず、閉鎖されてしまいました。一方、誰でも書き込めるWikipediaは盛んに執筆がなされて、現在の盛況ぶりです。結果的に一定の信頼性も確保されています。このように、いわば「市場原理」に任せてしまったところがイノベーションであり、面白いところですね。
もちろん、いわゆる「荒らし」行為も起こるようですし、荒らし行為の結果一時的に書き込めない状態になっているWikipediaの記事もよく見かけます。が、基本的に制限を設けず、オープンな状態で一定のクォリティを保っているのは注目すべき点だと思われます。個人的にもGoogleの検索+Wikipediaの組み合わせはめちゃくちゃ役に立っていて、現在のところ、YouTubeと並んでネット最大の便益ではないかと思っています。
今後、ネット上でのコミュニケーションはますます増大していくことが予想され、遠隔地でコラボレーション作業をする機会も増えていくと思われますが、その中でウィキシステムは間違いなく重要な役割を果たすことでしょう。機能だけではなく、その背後にある考え方にも注目すれば、さらに理解が深まるのではないかと思います。
これはWikipediaの中にある「ウィキ」の説明文です。ちょっとややこしいですね。ウィキペディアのことを略して「ウィキ」と呼ぶことが多いようですが、本来Wikiとは「共同編集システム」のことを指して言うので、区別して考えた方がいいでしょう。同じWikiでも派生した種類が山のようにあります。上記ページでも「TiddlyWiki系統」「YukiWiki系統」「独自系統」と分類分けされていますね。ちなみにWikipediaが使っているのは「MediaWiki」というシステムです。当然のように、Wiki全部が前回説明した「オープンソース」で公開されています。
簡単なテキスト入力のみでリンクをはったり表記を変えたりできるため、ネットの世界ではウィキを利用したシステムが多いようです。例えば、ブログサービスでは「はてなダイアリー」や「Yahoo!ブログ」なんかでも、Wiki記法という形でウィキを組み込んでいます。ただ、こういうサービスはそれぞれ記法が微妙に異なっていて、利用者としてはややこしいです。できれば統一してほしいところなんですが…。
ウィキで特徴的なのは、なんと言っても「誰でも編集できる」という点でしょう。Wikipediaも最初は専門家だけが書き込めるようにして、信頼性を高めようとしていたそうです(Nupediaヌーペディアというのがそれ)。しかしヌーペディアはほとんど執筆者が活動せず、閉鎖されてしまいました。一方、誰でも書き込めるWikipediaは盛んに執筆がなされて、現在の盛況ぶりです。結果的に一定の信頼性も確保されています。このように、いわば「市場原理」に任せてしまったところがイノベーションであり、面白いところですね。
もちろん、いわゆる「荒らし」行為も起こるようですし、荒らし行為の結果一時的に書き込めない状態になっているWikipediaの記事もよく見かけます。が、基本的に制限を設けず、オープンな状態で一定のクォリティを保っているのは注目すべき点だと思われます。個人的にもGoogleの検索+Wikipediaの組み合わせはめちゃくちゃ役に立っていて、現在のところ、YouTubeと並んでネット最大の便益ではないかと思っています。
今後、ネット上でのコミュニケーションはますます増大していくことが予想され、遠隔地でコラボレーション作業をする機会も増えていくと思われますが、その中でウィキシステムは間違いなく重要な役割を果たすことでしょう。機能だけではなく、その背後にある考え方にも注目すれば、さらに理解が深まるのではないかと思います。
Linuxについて
Linux - Wikipedia
Linuxも簡単に説明するのはむつかしいかもしれないコンセプトですよねー。でもがんばってみますよ。
簡単に言い切ってしまうとLinuxというのは「あなたにも使えるUNIX」です。UNIXというのは1970年代に開発された非常に質のいいOS(オペレーション・システム/色々なソフトを動作させる基本となるソフトウェア)ですが、同時に複数の処理ができる「マルチタスク」や、複数ユーザが同じコンピュータを利用できる「マルチユーザ」の機能を携えていました。ちなみに現在でも多くのソフトウェアに使われているプログラミング言語である「C言語」も、UNIXとセットで作り出されました。また、現在のMacintoshコンピュータに使われているMacOSXも、正体というか根本的には「BSD」と呼ばれるUNIXの派生OSなのです。ですから、現在主流となっているOSのうち、Windowsのみが例外的にUNIXの影響を受けていないOSと言えると思います。
当初UNIXはメディア代の実費のみで、ソースコード(設計図のようなものと考えてください)付きで配布されていたそうです。しかし様々な問題からライセンスの縛りが非常にきつくなってしまい、誰もが気軽に使えるOSではなくなってしまいました。そんな中、当時ヘルシンキ大学の学生だったリーヌス・トーバルズ氏が、1991年に作り始めたのがLinux―すなわちLinusさんオリジナルのUNIX互換OSです。
細かく言うとリーナスさんが作っているのは「カーネル」と呼ばれる、OSのコアになる部分であり、厳密にLinuxというとその部分のみを指すのですが、それに付随する膨大なソフトウェア丸ごとまとめてLinuxと呼ばれる事が多いので、ここではそれにならいます。このLinuxの特徴は、開発者が自分で全部作るのではなく、ソースコードを公開した上で「これを作るのに協力できる人は協力してください」とネットで呼びかけた事なんですね。この開発モデルを、従来型の大企業的秘密主義的開発モデルと比べて論じた文書として、「伽藍とバザール」というものが有名ですので、お時間のある時にでも目を通していただけると、この辺りの文化的背景がかいまみられておもしろいです。
こうして、「実際には会ったこともない人々が、よってたかって作り上げるOS」として成長してきたLinuxですが、もともと目指したところであるUNIXの出来がよかったこともあり、またパソコンの性能が急速に高まって、従来「ワークステーション」として高価格帯で販売されていた商用UNIXのポジションを、安価なPC+Linuxの、いわゆる「PC-UNIX」がリプレースしていったこともあり、どんどんシェアを伸ばし続けました。現在でもWebサーバから携帯電話まで、様々な場面で使われています。
ちなみに、われわれ一般ユーザが使う「デスクトップOS」としては、まだまだ圧倒的にWindowsであり、Macがほんの少し、といった程度だと思うのですが、Linuxもこうしたエンドユーザ向けに使いやすく最適化されてきており、Office互換のOpenOffice.orgというソフトも用意されているので、意外と気持ちよく使えたりします。画面もキレイですね。

さて、実際にLinuxを使うには、使わなくなったPCに、ネットでダウンロードしたLinuxをCDやDVDに焼いてからインストールすればいいのですが、このインストールがかなりめんどくさい。気軽にどんなものか試してみたいという方には、「ライブCD」というものを利用すればいいでしょう。ハードディスクにインストールせずに試してみることができます。PC雑誌の付録としてCDがついていることが多いので、その手の雑誌を買ってくるというのがいちばん現実的かもしれません。
同じLinuxでも、実は星の数ほど種類があります。先ほど説明した「カーネル」は同じでも、付随するソフトウェア(ほとんどがフリー)を組み合わせて自由にパッケージ(「ディストリビューション」と呼ばれます)を作っていいので、用途に合わせて色々なものが作られているのです。一概にどれがいいとは言えないのですが、よく評判を聞くのはUbuntu(ウブンツ)でしょうか。先ほどの画面もそうですね。ぜひ一度試してみてください。
きっちりインストールして使いたいということであれば、起動時にWindowsとLinuxを選択することができる場合がほとんどなので、Windows環境を捨ててしまう必要はないと思います。また、Windowsの中で走るソフトウェアとしてLinuxをインストールできる(ややこしいですが)「coLinux」というものもありますので、興味のある向きは調べてみてください。不明な点があれば分かる範囲でお答えしますので、コメントしてくださいね。
Linuxも簡単に説明するのはむつかしいかもしれないコンセプトですよねー。でもがんばってみますよ。
簡単に言い切ってしまうとLinuxというのは「あなたにも使えるUNIX」です。UNIXというのは1970年代に開発された非常に質のいいOS(オペレーション・システム/色々なソフトを動作させる基本となるソフトウェア)ですが、同時に複数の処理ができる「マルチタスク」や、複数ユーザが同じコンピュータを利用できる「マルチユーザ」の機能を携えていました。ちなみに現在でも多くのソフトウェアに使われているプログラミング言語である「C言語」も、UNIXとセットで作り出されました。また、現在のMacintoshコンピュータに使われているMacOSXも、正体というか根本的には「BSD」と呼ばれるUNIXの派生OSなのです。ですから、現在主流となっているOSのうち、Windowsのみが例外的にUNIXの影響を受けていないOSと言えると思います。
当初UNIXはメディア代の実費のみで、ソースコード(設計図のようなものと考えてください)付きで配布されていたそうです。しかし様々な問題からライセンスの縛りが非常にきつくなってしまい、誰もが気軽に使えるOSではなくなってしまいました。そんな中、当時ヘルシンキ大学の学生だったリーヌス・トーバルズ氏が、1991年に作り始めたのがLinux―すなわちLinusさんオリジナルのUNIX互換OSです。
細かく言うとリーナスさんが作っているのは「カーネル」と呼ばれる、OSのコアになる部分であり、厳密にLinuxというとその部分のみを指すのですが、それに付随する膨大なソフトウェア丸ごとまとめてLinuxと呼ばれる事が多いので、ここではそれにならいます。このLinuxの特徴は、開発者が自分で全部作るのではなく、ソースコードを公開した上で「これを作るのに協力できる人は協力してください」とネットで呼びかけた事なんですね。この開発モデルを、従来型の大企業的秘密主義的開発モデルと比べて論じた文書として、「伽藍とバザール」というものが有名ですので、お時間のある時にでも目を通していただけると、この辺りの文化的背景がかいまみられておもしろいです。
こうして、「実際には会ったこともない人々が、よってたかって作り上げるOS」として成長してきたLinuxですが、もともと目指したところであるUNIXの出来がよかったこともあり、またパソコンの性能が急速に高まって、従来「ワークステーション」として高価格帯で販売されていた商用UNIXのポジションを、安価なPC+Linuxの、いわゆる「PC-UNIX」がリプレースしていったこともあり、どんどんシェアを伸ばし続けました。現在でもWebサーバから携帯電話まで、様々な場面で使われています。
ちなみに、われわれ一般ユーザが使う「デスクトップOS」としては、まだまだ圧倒的にWindowsであり、Macがほんの少し、といった程度だと思うのですが、Linuxもこうしたエンドユーザ向けに使いやすく最適化されてきており、Office互換のOpenOffice.orgというソフトも用意されているので、意外と気持ちよく使えたりします。画面もキレイですね。

さて、実際にLinuxを使うには、使わなくなったPCに、ネットでダウンロードしたLinuxをCDやDVDに焼いてからインストールすればいいのですが、このインストールがかなりめんどくさい。気軽にどんなものか試してみたいという方には、「ライブCD」というものを利用すればいいでしょう。ハードディスクにインストールせずに試してみることができます。PC雑誌の付録としてCDがついていることが多いので、その手の雑誌を買ってくるというのがいちばん現実的かもしれません。
同じLinuxでも、実は星の数ほど種類があります。先ほど説明した「カーネル」は同じでも、付随するソフトウェア(ほとんどがフリー)を組み合わせて自由にパッケージ(「ディストリビューション」と呼ばれます)を作っていいので、用途に合わせて色々なものが作られているのです。一概にどれがいいとは言えないのですが、よく評判を聞くのはUbuntu(ウブンツ)でしょうか。先ほどの画面もそうですね。ぜひ一度試してみてください。
きっちりインストールして使いたいということであれば、起動時にWindowsとLinuxを選択することができる場合がほとんどなので、Windows環境を捨ててしまう必要はないと思います。また、Windowsの中で走るソフトウェアとしてLinuxをインストールできる(ややこしいですが)「coLinux」というものもありますので、興味のある向きは調べてみてください。不明な点があれば分かる範囲でお答えしますので、コメントしてくださいね。
RSSリーダーについて
RSSリーダーとは 【RSS reader】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
RSSが何の略語かについては、あまり追求しすぎるとこんがらがってしまいそうなので、気にしなくて大丈夫かと思います。ブログやニュース記事の「新着お知らせ機能」と考えればいいでしょうね。これを使いこなすと、かなり大量の情報を消化する事ができるようになります。

たとえばFirefoxなら、こんな風にアドレス欄の右端にオレンジ色のアイコンが表示されていたら、今見ているブログなりニュースはRSS配信に対応しているという意味です。このオレンジのアイコンは「RSSを示すアイコンとして使いましょう」という取り決めがされていますので、このアイコンを見たらRSSの事なんだな、と思っていただいていいでしょう。
GoogleをはじめLivedoorやgooなど、有名どころがそろってリーダーアプリケーション(ソフト)をサービスとしてリリースしていますし、自分のパソコンにインストールして使うソフトもたくさんあるようです。個人的にはブラウザの中で完結している「Webアプリ」の方が使い勝手がいいように感じます。どのサービスを使うかは、個人の好みもあるのでなんともいいようがないのですが、個人的にはLivedoor Readerに慣れてしまっているので、今後も使い続けると思います。「動作が早い」という事でプログラマの方などIT関係者には好まれているように見受けられますね。
詳しい使い方は、また稿を改めて書きたいと思いますが、これの利点は「大量の情報をざーっと流して消化するのに最適である」というところだと思います。実際、私は1000件以上のRSSフィード(各ブログやニュース等の情報単位)を登録していますが、一日に何百件ものフィードに目を通す事ができています。もちろん、そんなたくさんの情報をすべて読む訳ではありません。ほとんどは目次(タイトル)を流し読みする程度で、気になるものがあればじっくり読む、という具合です。
気になったブログやニュースを片っ端からRSSリーダに登録しておけば、情報をひとところに集約できるという利点があります。いちいちブログやサイトを開いて見に行くより、圧倒的に早く情報を処理できると思います。まあ、「そんなたくさんの情報に目を通して何になるんだ」という向きもあろうかと思いますが、一昔前では考えられないほど重要な情報に、個人が容易にリーチできるようになったこの時代だからこその、独特の思考方法を体験できる気がします。かなりエキサイティングですよ。
もちろん、誰もがみな大量の情報を処理しなければならないという訳ではないですし、向き不向きもあると思います。けど、こういうツールもあって、便利ですよという事は頭の隅にでも置いていただいて、機会があれば一度トライされてみるのもいいのではないでしょうか。
RSSが何の略語かについては、あまり追求しすぎるとこんがらがってしまいそうなので、気にしなくて大丈夫かと思います。ブログやニュース記事の「新着お知らせ機能」と考えればいいでしょうね。これを使いこなすと、かなり大量の情報を消化する事ができるようになります。
たとえばFirefoxなら、こんな風にアドレス欄の右端にオレンジ色のアイコンが表示されていたら、今見ているブログなりニュースはRSS配信に対応しているという意味です。このオレンジのアイコンは「RSSを示すアイコンとして使いましょう」という取り決めがされていますので、このアイコンを見たらRSSの事なんだな、と思っていただいていいでしょう。
GoogleをはじめLivedoorやgooなど、有名どころがそろってリーダーアプリケーション(ソフト)をサービスとしてリリースしていますし、自分のパソコンにインストールして使うソフトもたくさんあるようです。個人的にはブラウザの中で完結している「Webアプリ」の方が使い勝手がいいように感じます。どのサービスを使うかは、個人の好みもあるのでなんともいいようがないのですが、個人的にはLivedoor Readerに慣れてしまっているので、今後も使い続けると思います。「動作が早い」という事でプログラマの方などIT関係者には好まれているように見受けられますね。
詳しい使い方は、また稿を改めて書きたいと思いますが、これの利点は「大量の情報をざーっと流して消化するのに最適である」というところだと思います。実際、私は1000件以上のRSSフィード(各ブログやニュース等の情報単位)を登録していますが、一日に何百件ものフィードに目を通す事ができています。もちろん、そんなたくさんの情報をすべて読む訳ではありません。ほとんどは目次(タイトル)を流し読みする程度で、気になるものがあればじっくり読む、という具合です。
気になったブログやニュースを片っ端からRSSリーダに登録しておけば、情報をひとところに集約できるという利点があります。いちいちブログやサイトを開いて見に行くより、圧倒的に早く情報を処理できると思います。まあ、「そんなたくさんの情報に目を通して何になるんだ」という向きもあろうかと思いますが、一昔前では考えられないほど重要な情報に、個人が容易にリーチできるようになったこの時代だからこその、独特の思考方法を体験できる気がします。かなりエキサイティングですよ。
もちろん、誰もがみな大量の情報を処理しなければならないという訳ではないですし、向き不向きもあると思います。けど、こういうツールもあって、便利ですよという事は頭の隅にでも置いていただいて、機会があれば一度トライされてみるのもいいのではないでしょうか。





